Recommended Points

• 

  酒造好適米の最高峰を贅沢に使用

  関東の酒どころと呼ばれる上総・久留里の地で、大量生産では生み出せない旨さを誇りに、300余年にわたって酒づくりを続ける「藤平酒造」が醸す1本。
  代表銘柄「福祝」らしいキレを残しつつ、「山田錦」を50％まで磨いた味わい豊かな純米大吟醸。
  麹米には、「山田錦」でも最上とされる特A地区で栽培されたものを使用しています。

• 

  華やかな芳香が広がる逸品

  フルーティな香りと重厚な旨味のバランスが良く、すっきりとした口あたりが評判です。
  常温でもおいしくいただけますが、ぜひ冷やして飲んで、香りと旨味のコントラストをお楽しみください。

• 

  香りがほのかにふくらみ、スカッとキレのある後味へ

  名水の地として知られる上総・久留里の地で享保元年（1716年）に創業した藤平酒造は、家族経営のつくり酒屋です。
  大量生産では生み出せない旨さに誇りを持って技術を継承し、300余年にわたる歴史を重ねてきました。
  現在は３兄弟で経営、酒づくり、実店舗とそれぞれの役割を担いながら、初代から受け継がれる酒づくりを守り続けています。
  藤平酒造のお酒のキーワードとなるのは、親しみ深いキレの良さ。
  これからの日本酒を、従来の飲みづらいイメージを塗り替えるような愛されるお酒にしたいという信念を持ち、試行錯誤して品質の向上に努めました。
  控えめな香りとキレのある味わいが特長の中庸的なお酒は、日本酒らしいスカッとした飲み心地が好評です。

• 

  「洗いにはじまり、洗いに終わる」洗米へのこだわり

  キレのある飲み口にするために、工程序盤の原料処理をていねいに行っています。
  特に重要なのは、「第二の精米」とも呼ばれる洗米作業。
  米についた糠は雑味の原因になるため、水が濁らなくなるまで繰り返し洗い上げます。
  手間ひまを惜しまずにていねいに仕込むことで、透明感のあるすっきりとした味わいに仕上がるのです。
  その後も、甑（こしき）を使った蒸米、発酵では米が弾力のある状態にして中心部まで麹菌を入れるなど、どの過程でも原料と真摯に向き合います。